いつもの喫煙所にずっと咳をしているおっさんが毎朝やってくる。火をつけた途端にゴホゴホと、行きつけの風俗で性病もらってんだろお前
みなりも汚くて、ほんとうに気持ち悪い。
朝練前にコンビニでホットスナックを買う高校生達よ、俺さ、お前らくらいの歳の時、同じことできなかったよ。
銭一銭稼げないカス共が、朝から一丁前に腹を空かせるなんて、あまりにも呑気で気楽で羨ましいよ。
ずーっと、ずーーーーっと、うっっすら、自殺願望があって、飲酒喫煙に興じていると、唐突にその願いがとんでもなく肥大化することがあります。
俺には俺の苦労、苦心、悩みがあって、それは他の人も間違いなく持っているんだけど、俺の地獄は俺の中にしかなくて、俺の苦しみはお前らの苦しみとはレベルが違うなんて、傲慢な思い上がりをしちゃってるんです、齢30を迎えるような大和男が。
やっぱさ、若い頃はイケてないといけなくて"イケてる"10代を経験した人にはおおよそ想像もつかないんだろうけど"イケてない"10代20代前半を過ごしてきた人間は、大なり小なりコンプレックスを患ってます。
それは顔面偏差値であったり、恋愛経験であったり、成功体験であったり、まぁ色々あるわけですよ。
んで、そっから肥大化したネガティブな思考は、大人になってからじわじわと心を"蝕む"んすよ。
マジでこれがキツい、仕事が忙しいとか、プライベートでもいいことねぇなって時に、不意に、真後ろに"それ"がいるんすよ。
"イケてる"奴らは楽しかった思い出とか、現在進行形で交友のある友人とかに助けられるシーンが俺にはなくて、辛くて苦しい思い出が、今、目の前にあるストレスに重なって潰されそうになる。
俺なんて、誰にも必要とされてませんからね、読んでる人はきっと誰かから必ず必要とされてるはずですけど俺にはそういうのないですから。
プレイリストにお気に入りの楽曲あるじゃないですか?テンション上がる系の、俺アレの『イントロ静か系』みたいな、なんかこれ今の気分じゃねーなみたいな。サビまでいくともりあがるんだけどな。みたいな。サカナクションのミュージック的な。
いつのまにか2軍落ちしてるやつです。俺は。